体を使う仕事だからこそ、安心して長く働ける環境を—
代表取締役 渡邊 健太
15歳から建設業界に身を置き、業界の労働環境に疑問を抱く。「将来に希望を持って働ける建設業」を目指し、21歳で株式会社健和を創業。以来20年間、固定給制度や充実した福利厚生など、業界の常識を覆す改革を推進。「お客様第一」の理念のもと、従業員とその家族の幸せを追求し続けている。
私たちは主に大規模修繕工事における足場の施工を行っています。新築ではなく、居住者の方がいる中でのリニューアル工事が中心ですね。マンションやビルの外壁改修の際に必要な足場を組み立て、工事が終われば解体する。一見シンプルな仕事ですが、実は非常に奥が深い。
足場の組立・解体だけでなく、資材の運搬、資材管理まで一貫して自社で行っているのが特徴です。現在は従業員約80名で、そのうち30〜40名が外国人技能実習生です。埼玉を中心に、東京、千葉、神奈川、群馬、栃木まで幅広いエリアで活動しています。
そうですね。人数がいるからこそ、突貫工事や大規模な案件にも対応できます。繁忙期には協力会社も含めて150〜200名が動いています。また、有給休暇を取りやすい環境も作れています。一人が休んでも、チームでフォローし合える体制があるんです。
実は、この規模だからこそできることがたくさんあります。例えば、現場の調整。誰かが家族の用事で休みたいと言えば、別の現場から人を回したり、スケジュールを組み替えたりできる。小規模な会社では難しいことも、うちなら可能です。
はい。業界でもいち早く導入しました。雨で現場が休みになっても、会社都合の休みでも、給料は減りません。さらに年3回のボーナスもあります。5月の連休、夏休み、冬休みもしっかり取れます。
正直、日給制の方が稼げる場合もあります。でも、安定性がない。家族を持ったり、将来設計を考えたりする時、やはり安定した収入は大切です。うちは「安定」を選ぶ人のための会社です。
完全週休2日制まではまだ達成できていませんが、2年前から隔週休2日制を導入しています。月2回は必ず土日連休があります。建設業界で週休2日は本当に難しいんですが、少しずつ実現に向けて動いています。
体を使う仕事は永遠には続けられません。私も40歳になって、体力の衰えを感じています。だから、年齢を重ねても働ける環境を作りたい。例えば、現場で体を壊してしまった人には、運転手として配送部門で働いてもらったり、資材管理を担当してもらったり、営業に回ってもらったりしています。
はい、新しい寮も建設し、既存の寮と合わせて54室になります。全室個室で、風呂、洗濯機、トイレも各部屋に完備。プライバシーを大切にした環境です。
これは埼玉県内でも、おそらく足場業界では最大規模の社員寮だと思います。地方から関東に出てきたいという人にも安心して来てもらえるようにしています。家賃の心配なく、新しい生活をスタートできる環境を整えています。
インドネシアから主に受け入れています。以前は中国やベトナムからも受け入れていましたが、経済発展に伴い賃金格差が縮小してきたので、現在はインドネシアが中心です。
重要なのは、適正な待遇です。税金もきちんと払い、3年の実習期間が終われば帰国してもらう。ただし、優秀で本人が希望する場合は、特定技能ビザで再入国してもらうこともあります。その場合、最低でも日本人と同等の賃金を保証しています。
面接は現地に行って直接行います。ZOOMなどのWEB面接もできますが、やはり直接会って、その人の人となりを見たい。どんな環境で育った人なのか、現地の文化も理解したい。そういう思いで、忙しい中でも時間を作って現地に足を運んでいます。
サービス精神のある人ですね。会社に対してではなく、お客様に対してのサービス精神です。
協力業者に仕事を依頼する時は、「この現場をいくらで」という請負契約になります。すると、いかに少ない人数で、短い日数で終わらせるかが彼らの利益になる。でも、それでは品質が犠牲になることがある。
うちは違います。従業員には「時間がかかってもいい。手を抜かずに、安全に気をつけて、いいものを作ってほしい」と伝えています。月給制だから、時間がかかっても給料は変わりません。むしろ、お客様から「また、あの人にお願いしたい」と言われることが、最高の評価なんです。
あとは、真面目で素直な人。うちには現在18歳から63歳まで幅広い年齢の従業員がいますが、共通しているのは素直さです。失敗を認められる、お客様第一という理念を理解している、そういう人たちが長く活躍しています。
むしろ未経験の方が嬉しいですね。ゼロから私たちのやり方を学んでもらえますから。もちろん、経験者の方も歓迎です。
資格取得も会社が全額負担します。足場の組立等作業主任者、玉掛け、そして最難関のとび技能士1級まで。とび1級は難しい資格ですが、毎年挑戦者を送り出しています。真夏の炎天下での実技試験は本当に過酷で、救急車が来ることもあるくらいですが、それでも挑戦する価値がある資格です。
大型免許、中型免許なども必要に応じて取得支援をしています。将来的にドライバーとして活躍したい人には、そういうキャリアパスも用意しています。
—安全管理についてはどのような取り組みをされていますか?
安全は最優先事項です。「事故ゼロ」は本当に難しい目標ですが、特に「物を落とさない」ことを徹底しています。自分が落ちることは安全帯で防げますが、物を落として下にいる人に当たったら、最悪の場合、命に関わります。
作業手順の厳格化、区画管理の徹底、そして時にはお客様と協議して、安全が確保できない作業は断る勇気も必要です。「ここは人を通さないと作業できません」と言われたら、きちんと協議する。それが私たちの責任です。
現場が汚いと事故も起きやすくなります。だから、「綺麗な足場」にこだわるんです。整理整頓された現場は、安全な現場でもあるんです。
昔の職人のイメージとは全然違いますよ。みんな大人しくて真面目な人が多いです。安定を求めて入社してくる人が多いからかもしれません。
特に驚くのは、外国人と日本人の仲の良さです。休みの日に日本人従業員が会社のハイエースを借りて、外国人スタッフを観光に連れて行ったりしているんです。これは私も予想していなかった嬉しい誤算でした。
お互いの役割を理解し合っているんですね。外国人は主に単純作業、日本人は計算や打ち合わせ、チェック作業。この役割分担がうまく機能していて、良いチームワークが生まれています。
ゼロの状態から足場を組み上げて、完成した時の達成感は大きいですね。チームで一つのものを作り上げる喜びがあります。
そして何より、お客様や監督さん、他の職人さんから「ありがとう」「使いやすい」と言われる瞬間。足場は残らない仮設物ですが、その足場があるからこそ、他の職人さんたちが安全に作業できる。「また健和さんに頼みたい」と言われることが、一番のやりがいにつながります。
大工さんの仕事に似ているかもしれません。私も中学生の時に半年ほど大工のアルバイトをしていましたが、少しでも曲がっていたり、ねじれていたりすると気持ち悪い。真っ直ぐで、美しいものを作る—その感覚は今も変わりません。
現在6名の優秀な事務スタッフがいます。提出書類の作成など、迅速に対応してくれています。これは同規模の会社と比べても多い人数だと思います。
今は手作業が多いので、独自の管理システムを構築中です。見積もりから請求、勤怠管理まですべてを連動させる予定で、従業員はアプリでワンタッチで出退勤管理ができるようになります。
あまり構えないで来てほしいですね。合わないと思ったら辞めてもいい。人生にはいろんな道があります。でも、私たちは良い職場環境を提供する自信があります。
特に遠方の方は全面的に支援します。寮も用意しますし、引っ越しの相談にも乗ります。休日も多いので、プライベートも充実できると思います。仲の良い職場なので、休日に同僚と遊びに行くこともできるでしょう。
年齢は関係ありません。18歳から70歳まで、幅広く受け入れています。何かしら活躍できる場所が必ずあります。真面目で素直に取り組める方なら、経験は問いません。
「とにかくお金を稼ぎたい」という人には向かないかもしれません。でも、「安定した環境で、長く働きたい」「仲間と一緒に良いものを作りたい」という人には、最高の環境だと思います。
建設業界を変えたい—そんな思いで20年やってきました。これからも、従業員とその家族が幸せになれる会社を作り続けます。ぜひ一緒に、新しい建設業の形を作っていきましょう。気軽に応募してください。お待ちしています。
「気づけば、“ここ以外は考えられない場所”になっていた」
「足場の仕事が、自分の原点に戻してくれた」
「やっと登れた、その瞬間が一番うれしかった」
「一人で動ける、その自由さが自分に合ってました」
「資材を支える舞台裏の立役者」
「“働きやすさ”と“やりがい”、どちらも叶う場所」
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